2017年10月11日水曜日

h29-19 白砂山

h29-10-8 群馬県の最奥、白砂山です。

野反湖駐車場の登山口07:35~堂岩山10:25~猟師の頭11:00~白砂山山頂12:00

山頂12:20~猟師の頭13:10~堂岩山13:50~登山口16:15

往路4時間25分 復路3時間55分 

合計8時間20分 これまた お・そ・す・ぎ

距離が長いだけで勾配も緩そうだし、標高差もたいして無いし、往復6~7時間位かな、6時間切って時間が余ったら帰りはどうしよう、な~んて考えていましたが大甘でした。丹沢や奥多摩の基準でみると未整備に近い道でしたね。

カミさんからは、また欲張ってこんなきつい山を選んで、と怒られましたが、この図表をみれば誰でも距離が長いだけで楽な道程だと思うでしょ。

朝の登山口。
きつい1日が待っているとは露知らず、笑顔で出発です。
歩き始めはこんな感じ。

お天気で、道中絶景が楽しみです。
志賀高原の最高峰、岩菅山です。
お椀を伏せた形の横手山です。
ここも志賀高原ですね。
浅間山です。
一旦沢に下ってから登っていきますが道はこんな感じ。

藪こきに近い所や、水はけの悪いぬかるみ多し。
晴れているのに靴は泥だらけです。
浅間山と野反湖です。
北アの鹿島槍と劔が見えてきました。
登山口から4キロを2時間と50分も歩いて、堂岩山です。
ガイド本ではここまで2時間00分となってるゾ。
文責の佐々木さん、歩くの速すぎ。
堂岩山を過ぎて、いきなり視界が開けて白砂山が見えてきました。
山頂が見えてきましたが意外と遠い。
ただし進行方向は絶景ですね。
ここまで登ってきた甲斐があったというものです。
平坦な道はごく僅か。
ここから先は道が狭いうえにアップダウンが多くて難渋しました。
中間地点の猟師の頭です。
景観は最高。
北側に佐武流山を中央にして鳥甲山と苗場山です。
登山口からここまで3時間30分。
結構と足に来ていて、ここ猟師ノ頭がゴールでも十分満足なんですが山頂はまだまだ先です。
苗場山をアップ。

山頂の山荘が見えます。
さらにアップダウンを繰り返して、途中に金沢レリーフ?(意味不明)を通過します。
このあたりの紅葉は綺麗でした。
ガスがいきなり湧いてきて周囲の眺望はほぼゼロに。
榛名山の方向だけ開けていました。

山頂目指して細い稜線の上を、こんな感じで歩きます。

おっかなくて緊張しましたね。
猟師の頭から1時間歩いて山頂です。
ガスがどんどん湧いてきてさっきまでの景観はゼロ。
全くヤレヤレだよ。
山頂から先の稜線です。

通行止めですが、ここをたどれば苗場山につながります。
山頂は狭くて混んでいたので、山頂の下で休憩場所を探しました。しかし狭い稜線上なので、スペースがなかなか見つかりません。
稜線から数歩外れて腰をおろして20分休憩、帰路につきます。

ガスが晴れて、遠くに鳥甲山です。

上から見る帰り道も結構と急こう配。
細い稜線に沿って細かいアップダウンのある足場の悪い登山道が丸見え。ゲンナリです。

金沢レリーフの紅葉。
山頂から50分歩いて再び猟師の頭に到着。
帰路の堂岩山方向です。
そんなことは出来ねーけど、最初からここ猟師の頭で引き返せばよかったんだよね。
次に来る機会があったらここで引き返します(キッパリ)。

猟師の頭から堂岩山に向かいます。
一見快適な稜線歩きに見えますが、ぬかるみが多くて足元はぐちゃぐちゃです。
実際、こんな道ばっか。
ぐちゃぐちゃ地面の堂岩山に無事到着。

ここからは道幅が広くなりいくらか安全です。

堂岩山を過ぎると野反湖が見えてきました。

岩菅山もお出迎え。
登山口まであと2.3キロですか。
下りなのでふつうは40分で到着ですが、悪路とヨレヨレ脚のため1時間以上かかってしまいました。
時刻は午後3時半。
地蔵峠のお地蔵さんです。
出発してから8時間、ほとんど歩きっぱなしだよ。

6時間で~登ってこれると思っていたら~♪、8時間たっても山の中でした~♪、ちくしょー。
一旦沢まで下りて、対岸を登り返します。
ここまで来ればもう安心。
この最後の短い区間だけは整備が行き届いています。

それにしても先日の黒斑山はお得過ぎました。
素晴らしい景観をゲットするには、それ相当の対価を支払わないとね。



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