2011年10月11日火曜日

h23-17 会津駒ヶ岳

h23/10/10
会津駒ヶ岳を登ってきました。

往路
林道終点AM6:15~駒ノ小屋・駒ノ大池AM8:45~会津駒ヶ岳・山頂AM9:00

帰路
会津駒ヶ岳・山頂AM9:00~駒ノ小屋・駒ノ大池AM9:20~林道終点AM11:20

往路2時間45分、帰路2時間20分
合計所要時間 5時間5分 (お茶休憩を含む)


==写真は全て拡大できます==
写真は先日登った燧ヶ岳の山頂付近から、熊沢田代の奥に会津駒ヶ岳です。
この山は奥深いところに位置しており、平野部からは見えないんですね。

今日の登山地図です。
昭文社の山歩きの本より借用しました。
他への転載はご遠慮下さい。
日帰りはしんどいので、前泊と決めて、
昨日は登山口より数キロ先の中土合公園に車を置きました。
午後6時半に自宅を出て夜11時前に着きました。
この公園は駐車料金は無料。
橋を渡れば綺麗なトイレも炊事場もあり、なかなか便利です。

昨日はあまりに寒かったので車中でダウンを着込んで就寝です。
今朝の早朝も寒かったですね。


中土合公園から3キロほど車を移動させて林道終点に到着です。
6時15分、
今日はここからスタートです。
登山道はほぼ全線にわたり土が豊富でした。
たいして岩場も無く、急斜面も少なく歩きやすいです。
スタスタ登れました。
往路の紅葉です。
水場入口を過ぎてから、視界が開けてきます。
8時10分頃、進行方向左手に日光連山です。
そこからさらに標高をあげると左手前方に燧ヶ岳が見えてきました。

右手は山頂の稜線です。
右手前方、稜線の先に駒ノ小屋が見えてきました。
8時30分
いよいよ山頂湿原に入ります。
駒ノ小屋に向って広大な湿原の中を歩きます。
前方右手に会津駒ヶ岳の山頂です。
四方どこを見渡しても絶景なので、
何度も立ち止まってばかり。
歩くペースがガクンと落ちました。
振り返って南東の方向です。
南側、右端に日光連山
東側、写真左に田代山の後方、遠くにうっすらと高原山ですね。
南方向は日光連山です。
進行方向、空に向って歩いています。
ここにもありました、天空の湿原!!
8時45分
駒ノ小屋前に到着です。
正面に駒ノ大池です。
会津駒ヶ岳の山頂部が逆さに映っています。
山頂に向って進みます。
駒ノ大池を振り返りました。
背後に日光連山です。
駒ノ大池を過ぎても山頂に向ってまだまだ湿原は続きます。
広大な山頂湿原ですね。
熊沢田代の何倍ものスケールです。

しかし地図のどこを探してもこの大湿原に名前は無いのですね。
それでは私くしめが謹んで「大劇場田代」と命名いたしましょう(笑)。

山頂付近から駒ノ小屋を振り返りました。
燧ヶ岳の右手後方に武尊山至仏山です。
会津駒ヶ岳は遠くの山からみるとノッペりしているので、
駒ノ小屋から直線状に登っていると錯覚していましたが、 山頂付近は中央部が深くえぐれて落ち込んでいるんですね。
このエグレた谷を大きく迂回するように木道が設置されています。 造形が単純ではないのです。
駒ノ小屋も周囲の風景に溶け込んで、いい感じでアクセントになっています。


会津駒ヶ岳・山頂に到着です。
意外や意外、山頂は草木が生い茂り、見晴らしは良くありません。
山頂からは、中門岳方向に一旦下ります。
北側の眺望も見事です。
下る途中、越後駒中ノ岳です。
駒ノ小屋まで戻ってきました。

山頂からの帰り、濡れた木道で2回も大きくコケてきたので、
ここで10分位、お茶をして、コケたショックを癒します。
帰路、紅葉のトンネルです。
紅葉本番ではないですが、綺麗ですね。
これも帰路の紅葉。
一ノ倉岳燧ヶ岳と難しい岩場ばかりを下ったせいで気が緩んでしまったのか、駒ノ大池からの下りも何回かコケました。

無事、林道終点に到着です。









コケても大事にいたらずラッキーでしたが、これは登山道が良く整備されているからでもあります。 整備の裏方さんには感謝です。

私がコケても、カミさんは普通にスタスタ下りてきましたからね、
カミさんは、服も軍手もきれいなまんま。
私の服や軍手は泥だらけ。
自分の姿をカミさんと見比べて、こんなに易しくて整備された登山道で一体何やってんだ、と悔しいやら、情けないやらで、山頂で感動した余韻も吹っ飛んじゃいました。
私は下りがホント下手クソですね。

最後に、
会津駒ヶ岳、大変いい山でした。
深田氏選定の百名山の中にはどう考えても???のような山もありますからねえ。
そんな中、会津駒ヶ岳はだれがみても文句の無い山でしょう。

2 件のコメント:

瑞生 さんのコメント...

会津駒登頂おめでとうございます。
濡れていると木道は滑りますよね。
奥様のバランス感覚に拍手です。
うちのかみさんは昨日の茶臼岳でいまだ足が痛いとか、凄い疲れているとか、のたまっています。
それにしてもきれいな山ですね。

dosan さんのコメント...

瑞生さま
コメントありがとうございます。
会津駒の難度は川苔山くらい。
蛭ヶ岳や雲取山よりやさしいです。
山頂の大展望もおまけに付いてきます。
眺望は蛭や雲取の比ではありません。
これで行かない手はないでしょ。