h29-9-23 巻機山です。
06:55桜坂駐車場登山口(3合目)~10:50ニセ巻機山(9合目)~11:30巻機山ニセ山頂
4時間35分
11:45ニセ山頂~12:00巻機山山頂~ニセ山頂~15:40登山口
3時間55分 往復 8時間30分 オ・ソ・ス・ギ。
往復とも井戸尾根を行きました。
下山した後、コンビニで地元のオジサンが、登りはヌクビ沢の方が楽だよー、と教えてくれました。
朝の登山口。
予報通りであれば、天気は回復するはずです。
沢道を避けて、井戸尾根の尾根道を行きます。
標高差は1240メートル。
途中でバテ無いようにゆっくり目でいきましょう。
振り返って、大源太山です。
尖がっており目立ちますが、なにせ標高が1600メートルと周囲より低いため全国区になれません。残念。
割引山とヌクビ沢の沢筋の登山道が遥か下に走っています。
後で調べたら、かなり危ない道じゃないっすか。
ニセ巻機山です。
標高を上げてきて、大源太山の左手に谷川岳が見えてきました。
登山口から3時間歩いてきました。
正面にニセ巻機山です。
大源太山の右手の雲が晴れて、万太郎、仙ノ倉が見えてきました。
上越国境の壁ですね。
上杉謙信はね、JRも高速道路もトンネルも舗装路も無い時代にだよ、この壁を何度も越えて、群馬はおろか鎌倉や千葉にまで何回も攻め込んでいるわけだ。
ほんとスゲーや。
越後人からみれば謙信は我らが戦国の英雄(わかる、わかる)。
関東人から見れば謙信はマジで基地(これも、わかる)。
天気は回復するどころか、ガスが湧いてしまい眺望はほぼゼロに。
所々で紅葉が始まっています。
延々と4時間近くも登って、9合目のニセ巻機山に到着。
ここから先が巻機山自慢の絶景なのでしょうね。
天気は崩れてきており、気分は下山したいしたいのお疲れモードですが、山頂はまだまだ先です。
反対にカミさんは行く気満々。
気合を入れなおして、ニセ巻から一旦左方向に下って、時計回りにカミさんの後ろを登っていきます。
ニセ巻と山頂との鞍部です。
右手奥に山頂です。
振り返って、ニセ巻山頂と避難小屋。
途中で小さな池塘の中を通りました。
ガスがどんどん湧いてきます。
木道を登り切ったところに山頂の標識です。
やったー頂上だ!! とニコニコのカミさん。
ちょっと場所が違うんではないかい? でも疲れているし、まあいいか、とベンチに座っておむすびを頬張っていたら、隣のオジサンが山頂はもっと先だよーと教えてくれました。
せっかくここまで来たから、と気を取り直してガスの中をさらに進みます。
本当の山頂の途中に小さな池塘がありました。
お天気であれば、この辺りはさぞかし絶景でありましょう。
本物の山頂に到着です。
標識は有りません。
ここは狭いので、どうやら先ほどの場所に標識だけを移動したらしい。
そうこうしているうちに、雨脚が激しくなりカッパを着込みます。
これから標高差1200メートル超をカッパを着て下るのかと思うと少々ゲンナリ。
とにかく、ゆっくり怪我なく降りましょう。
道は粘土の区間が多くて、下りでも意外とグリップが良くて助かりました。
ただし靴もズボンの裾も泥だらけ。おまけに粘土の上で何度かズルンと滑ったので上着も泥だらけになりました。
足がガクガクとなったところで、最後の区間(4合目~3合目登山口)で濡れた岩場歩きも強いられます。
下り健脚のカミさんもヨレヨレらしく、いつもより離されません。
怪我なく無事に戻ってこられてヤレヤレだ。
下りで私たちを抜いて行った健脚の人たちも登山口ではヨレヨレしていましたね。
ニセ巻の9合目までは単調な登りだし、こんなに頑張って登ってきても、2000メートルに届かない山だったのかと思うと、ちょっとお得感が無いかなー。
お天気ならば違った感想になってたかなー。
2 件のコメント:
確かにヌクビ沢の方が面白いようです。
ナメ沢と残雪が見られたかも
コメント遅くなり申し訳ございません。
コメントありがとうございます。
瑞生先生はヌクビ沢を登ったんでしょ。
まじでスゲーわ。
私らは脚力が衰えてしまって、次はどこを登れるだろと選択肢が少なくなってきています。
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