h26-18 日光男体山2

5年ぶりの日光男体山です。

前回は横着して裏ルートの志津乗越から簡単に往復したので、今日は骨の折れる正規の表ルートから挑戦してみました。

下調べしたところ、表ルートというか山全体が二荒神社の所有物で、一人500円の通行料を払っていかねばならんと。しかも開山期間が終了しており来年の5月まで登ってはならんと。

しょうがないんで湖畔駐車場から神社の裏を抜けていきました。（結局今日も裏でしたね。）

すれ違った登山者で、堂々と神社から入ろうとして守衛さんにどやされて、やはり神社裏の道を探して登ってきた、と言った人がいましたね。

中禅寺湖湖畔の県営駐車場07:10～4合目08:15～8合目09:40～山頂10:50

山頂11:00～県営駐車場13:35

登り　3時間40分

下り　2時間35分　合計6時間15分

結構スタスタと登って下りてきたと思っていましたが、標準時間をオーバーしておりました。

この本では往復5時間50分となっていますが、健脚でないと6時間は切れないのでは？　と思いますね。

朝の湖畔駐車場。気温は0℃。

正面が男体山。

入り口の脇から神社裏に抜ける道が用意されています。

このコッソリお忍び区間は歩きやすくて大変良い道でした(笑)。

しかし、途中に入山厳禁の立て札が。

当然無視して突っ切ります。

おもさげながんす。（壬生義士伝:吉村貫一郎風に）

本道に合流してもしっかりとバリケードが。

ここでも　おもさげながんす。と一礼します。

コラ、こんなところでピースサインなんかするんでない。

石段を上りきって1合目です。

こんな感じで3合目まで柔らかな道が続きます。

今日は楽勝じゃないっすか。

時々振り返れば、中禅寺湖です。

いい感じで標高を稼ぎます。

しばらく車道を歩いて、

4合目から再び登山道です。

薄っすらと富士山が見えました。

5合目、6合目と次第に勾配がきつくなり、とうとう岩場だらけに。

やっぱりキツイわ。本に書いてあるとおりだわ。

8合目手前の避難小屋が見えてきました。

しかしここまで登っても森林限界を超えません。眺望は、といえば中禅寺湖ばかり。

小屋の前です。

小屋を過ぎても勾配のある岩場。

8合目の鳥居をくぐります。

岩場はまだ続きます。周囲の木々は高いまま。

振り返れば中禅寺湖の背後に皇海山です。

登りの疲れを癒してくれます。

8合目をしばらく過ぎてから、ようやく木段です。やっと森林限界も超えました。

周囲一面の緑の絨毯を期待していたのに、塔ﾉ岳の大倉尾根風のガレ場でちょっとがっかり。

振り返って戦場ヶ原です。

紅葉も終わって全体がくすんでいますね。

丹沢・塔ﾉ岳風の木段のあとは、ザレ場を直登してようやく山頂が見えてきました。

山頂です。

3時間位かなと見てましたが、甘かったですね。

こちらが本当の山頂ですかね。

苗場山や平標山と比べると、山頂は荒れ放題で随分と汚かったな。もっとも人の土地に無許可で入ってこの言いようは失礼な奴ですな。

おもさげながんす。

女峰山です。

太郎山です。

銅像と中禅寺湖。

日光白根山や尾瀬方面は雲がかかって見えませんでした。

山頂自体にたいして見るべきものが無いし（←ほんと失礼な奴だね：二荒の神の声）、寒いので山頂の滞在時間は10分ほど。

というか、苗場山の山頂が凄すぎ!!　平標も谷川も鳥海山も森林限界を超えるとみんな凄すぎ。

山頂直下のザレ場と丹沢風木段をおりて、勾配のある岩場を下ります。

シンドくても眼下に中禅寺湖が見えるから、気分的に癒されますね。

急勾配なので意外と両手も使えて、苗場山のガレ場の下りほど足に負担がかかりません。

筑波山も見えました。

岩場を無事に通過して、4合目まで降りました。

3合目からは終点の湖畔までは柔らかい落ち葉の道に。

ヤレヤレだ。

この山の場合、道中に中禅寺湖が見えないと魅力は半減するかも。

ところで、my hill蛭ヶ岳も苗場や鳥海山と比べられたら格は落ちますけどね、今日の男体山とだったら意外といい勝負かも(笑)。（←ったく最後まで失礼な奴だね。賽銭箱に1000円を入れて帰れ。）

おもさげながんす。