2014年6月17日火曜日

h26-10 雲取山6 三峰口

h26-6-15 雲取山

雲取山も途中敗退まで入れると今日で7回目になりました。

今日の登山口は秩父の三峰口です。

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社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法山・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。伊豆国に流罪になった役小角が三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられる。
三峰の地名と熊野の地名の類似より、三峰の開山に熊野修験が深くかかわっていることがうかがえる。熊野には「大雲取・小雲取」があり三峰山では中心の山を「雲取山」と呼んでいる。(wikiより)                                             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

予習するとこんな感じになりますが、いままで雲取山といわれても東京人の私には今一つピンときませんでしたが、当然ですね。都心から見える山で、「雲を取る高い山」は富士山なんですね。これは山梨県側でも、埼玉、静岡県側でも同じでしょう。ところが三峰神社からは富士山は見えないので、神社から一番遠くに見える秀麗な山を雲取山とよんでいたわけですね。

と言うわけで、雲取山は、そもそも秩父は三峰神社のローカルな山ですが、例によって深田百名山に入ったため一躍スターダムに押し上げられてました。

今日は、雲取の名付け親の三峰神社にあやかって三峰口から登ってみようと、役小角の三峰山修験道の1日修業体験と銘打って、さっそく決行いたしました。

ところで登山の当日は遠くブラジルでW杯があったのですが日本は負けちゃいましたね。
こうなると1次リーグ敗退が極めて濃厚。。。。残念~ン!!

行き
三峰口05:40~霧藻ヶ峰07:20~前白岩山08:30~白岩山09:20~大ダワ10:12~雲取山荘10:35~山頂11:15

5時間35分

帰り
山頂11:20~雲取山荘11:45~大ダワ~白岩山13:00~前白岩山13:38~霧藻ヶ峰14:50~三峰口16:25

5時間05分

合計 10時間40分

今日の登山図です。
単純標高差は1000メートルくらいですが、途中で霧藻ヶ峰、前白岩山、白岩山と三つの峰を越えていくので、累積で1900メートルくらいになるそうです。

往復で七つの頂を越えたわけで、しんどかったですよ。
三峰神社の駐車場を朝の5時40分に出発です。
目指す雲取山は右手の奥です。

笠の様な綺麗な山容です。

手前左手が白岩山ですね。
この辺りは余裕です。
ダラダラと登っていって、霧藻ヶ峰の手前、地蔵峠です。
和名倉山です。
両神山が見えてきました。

その後ろが浅間山です。
霧藻ヶ峰と前白岩山の鞍部です。
雲取山までこのままダラダラと登ると思っていましたが、前白岩山の手前から急斜面のアップダウンの連続になりました。
階段まで設置してあります。
これじゃ帰りがしんどいわ。
片道10キロ以上です。
浅間山が両神山の真後ろに位置して来ました。

中央に和名倉山、左手奥に甲武信です。

多分、北岳(右)と間ノ岳でありますかね。
一旦、白岩小屋まで下って、また登ります。
出発から3時間と40分かかって、白岩山です。

ところで左手のオッサン、日頃の摂生不足が祟って、胸板は薄いくせに、ますます腹だけが出てきしまって、山を登る体型ではないですな。
白岩山から下って芋ノ木ドッケです。

芋ノ木ドッケはひとつの頂かと思ったら鞍部なんですね。
遠くに先日登った甲武信です。
芋ノ木ドッケからさらに下って大ダワです。

日原から登る大ダワ林道は歩きやすかったですけどね。

土砂崩れで現在閉鎖中です。
5時間かかって雲取山荘前です。
はるか下方に三峰口です。

帰りが遠いな。
山頂に無事到着。
甲武信方面です。
甲斐駒と仙丈ですね。
右から悪沢、赤石、聖です。
丹沢も見えました。

左の木の上にちょこんと蛭ヶ岳です。
帰路は、まず雲取山荘まで戻ります。
男坂から正面に1946m峰と白岩山です。

二つの山の鞍部が芋ノ木ドッケです。
ここから大ダワまで下って、芋ノ木ドッケ~白岩山と登り返して、そこから更に下って前白岩山、霧藻が峰、としんどいアップダウンが続きます。
大ダワを過ぎて芋ノ木ドッケ、白岩山を登り返しています。

結構と急斜面なんですね。
右手に和名倉山、左手奥に甲武信方面です。
芋ノ木ドッケを過ぎて、白岩山を登り返します。
このあたりからカミさんにじりじりと離されていきまして、白岩山の山頂で待っていてもらいました。
白岩山を下って、今度は前白岩山です。

遠方に甲武信方面が見えます。
前白岩山の肩を過ぎると
待っていました悪路の急斜面。
疲れた足にはたまらなく辛い。
しかもゴールは遠い。

あまりの急斜面に力も尽きてしまい、とにかく無事に着けばいいやとダラダラモードに切り替えです。

亀足で駐車場まで下りてきました。

右手に飛龍山、左手に雲取山です。
前白岩の肩からは登山口までダラダラと3時間近くもかかりました。
以前と違って、標準時間をオーバーしても悔しくなくなりましたね。

カミさんより多く登っていても、いつも終わってみればカミさんのほうが健脚なんで、あきらめモードで涸れてきちゃったんですね(笑)。

2 件のコメント:

瑞幸会 さんのコメント...

雲取山三峰口登山、登頂おめでとうございます。
小生最近お袋の調子が悪いので、なかなか出陣できておりません。
うらやましい限りです。

dosan さんのコメント...

瑞幸会さまコメント有難うございます。

ギリシャ戦もドローでしたね。残念!!

これで西の三条の湯、南の鴨沢、東の日原、北の三峰口と4方向から雲取山を踏破できました。すなおにウレシイです。

おまけに2回連続で10時間歩行にも耐えられたし(耐えざるをえなかった?)、これで少しハードな山も登れるでしょう。アブナイ、アブナイ。